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    (最終更新日:2024-09-13 15:12:22)
  シバタ ヒロブミ   SHIBATA Hirobumi
  柴田 裕史
   所属   千葉工業大学  工学部 応用化学科
   職種   教授
■ 学位
1. 東京理科大学 理工学研究科 工業化学専攻 博士課程修了 博士(工学)
■ 研究概要
雨粒がハスの葉に落ちると、スルスルと葉から滑り落ちます。一見、ツルンとしていますが、実はその表面は凸凹構造をしていて、そこに空気の層ができるため水をはじくという性質がハスの葉にはあります。もしこの構造を建築資材に応用できれば、水や汚れを脚寺にはじき落とせると思いませんか。私たちの研究室では、このハスの葉のように、ある物質が他の物質と接する「界面」を自在にデザインし、新しい機能を生み出すための研究を進めています。特に私が魅力を感じているのは、物質があたかも意志があるようにいろいろな形をつくる「自己組織化」です。材料をセッティングするとナノやマイクロのレベルで六角形やサイコロ型の粒子ができていく様は、自分が物質に指令を与えているようで、とても興味深いのです。
■ 専門分野
機能物性化学, 構造材料、機能材料, 無機物質、無機材料化学, ナノ材料科学, 薄膜、表面界面物性, 触媒プロセス、資源化学プロセス, 生体化学 (キーワード:ナノテクノロジー,自己組織化,生物模倣,生体材料,界面制御) 
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 所属学会
1. 2016/02~ 信州コロイド&界面科学研究会
2. 2016/02 ∟ 幹事
3. 2015/05~ 材料表面研究会
4. 2015/05~ ∟ 編集委員
5. 2010/11~ 高分子学会
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■ 取得特許
1. パール顔料、パール顔料を含有する化粧剤(2013-165118)
2. メソポーラスチタニア(2006-069877)
3. 金属ナノ粒子の製造方法及び金属ナノ粒子分散溶液の製造方法(2009-60268)
4. 多孔質酸化ジルコウム及びその製造方法(2008-239436)
5. 多孔質酸化チタン及びその製造方法(2008-222491)
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■ 著書・論文・作品
1. 著書  無機材料化学 持続可能な社会の実現に向けて   (共著) 2023/06/02
2. 著書  セラミックス材料科学   (共著) 2023/04/01
3. 著書  PCP/MOFおよび各種多孔質材料の作り方、使い方、評価解析   (共著) 2019/10/31
4. 著書  現場で役立つコロイド・界面現象の測定ノウハウ   (共著) 2016/04
5. 著書  油脂・脂質・界面活性剤データブック   (共著) 2012/12
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■ 研究題目
1. 2020/04~2023/03  光応答性ヤヌス粒子を用いたピッカリングエマルションの調製および内包物放出制御 基盤研究(C) 
2. 2013/04~2015/03  複合有機テンプレート法を用いた球状多孔質リン酸カルシウムの合成 若手研究(B) 
3. 2011/06~2016/03  長鎖RNAの機能構造を発見するための技術基盤の開発とその応用 競争的資金等の外部資金による研究 
4. 2010/10  Preparation and Photocatalytic Activity under Visible Light Irradiation of Mesostructured Titania Modified with Phthalocyanine in the Pores その他の補助金・助成金 
5. 2009/04~2010/03  色素により修飾されたメソ構造化チタニアの調製とその光触媒活性 特別補助 
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■ 社会的活動
1. 2021/04~ 東京理科大学大学院工学研究科 非常勤講師
2. 2014/06~2021/03 東京理科大学総合研究機構光触媒国際研究センター 客員准教授
3. 2013/11~2014/05 東京理科大学総合研究機構光触媒国際研究センター 客員研究員
■ ホームページ
   https://cit-appchem.com/inorg-group/index.html
■ 委員会・協会等
1. 2024/04~ 色材協会 編集委員会 顧問
2. 2023/04~ 日本油化学会オレオマテリアル部会 副部会長
3. 2022/04~2024/03 色材協会 編集委員会 編集委員長
4. 2022/02~2022/10 色材協会 95th JSCM anniversary Conference実行委員会 実行委員
5. 2021/04~2023/03 日本油化学会オレオマテリアル部会 部会長
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