ゴミョウ ミチオ
MICHIO GOMYO
五明 美智男 所属 千葉工業大学 先進工学部 生命科学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 先進工学研究科 生命科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 技術コミュニケーションを促す住民視点の水域底質改善の試み |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 土木学会論文集B3(海洋開発) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 土木学会 |
巻・号・頁 | 70(2),I_1108-I_1013頁 |
概要 | 高度成長期を中心に埋立工事が進められた東京湾臨海部小河川の下流から河口部は,合流式下水処理の排水路を兼ねることが多く,汚泥の堆積と還元化,悪臭などの問題を抱えている.身近な地域における受動的な環境問題の地道な改善を目標に,“地域環境リテラシー”の向上,住民の関心・関わりの増大に寄与する技術コミュニケーションの仕組みを内包させた水域底質改善を試みた.技術コミュニケーションの定義を検討した上で,その手段と促進策として,ビオトープ構造要素を用いた簡易構造の設置,追跡踏査,耕耘調査を実施し,住民視点でそれらの効果について考察した.その結果,簡易かつわかりやすい構造の設置により場の現象の理解が進み底質改善の課題が明確になること,潮干狩りや田植え等における人による土の直接的な撹拌効果が顕著であること,撹拌効果をSIモデルとして表すことができることを示した. |