ヤマウチ マサキ
YAMAUCHI MASAKI
山内 政樹 所属 千葉工業大学 未来変革科学部 教育センター(未来変革科学部) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | Owen Graye's Desperate Remedy |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ハーディ研究 |
巻・号・頁 | 38 |
概要 | トマス・ハーディの小説『窮余の策』を文化人類学者であるレヴィ・ストロースの結婚に関する理論を用いて分析した。レヴィ・ストロースによると、結婚とは当事者間の男女による契約ではなく、ある集団と別の集団による男性間での女性の交換であると主張した。その議論を用いて『窮余の策』に登場する男女間の結婚の意義を、恋愛結婚と政略結婚に揺れる男女の機微と、絶対的影響力を持つ兄が妹に押し付ける家父長主義的結婚とを、当時の社会的・文化的コンテクストから読み解いた論文である。 |