オダ リョウコ
Ryoko Oda
小田 僚子 所属 千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 千葉工業大学 創造工学研究科 都市環境工学専攻 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/02 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 街区領域における晴天時と曇天時のWBGT分布の特徴 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 土木学会論文集B1(水工学) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 74(4),I_247-I_252頁 |
著者・共著者 | 河野恭佑,植田弥月,稲垣厚至,小田僚子 |
概要 | 都市街区スケールにおいて晴天時と曇天時の空間内の熱ストレスを把握するために,東京都市街地で台車を用いた移動観測手法により暑熱環境を計測した.約3kmの観測ルート内は一様なアスファルトの地表面であったが,湿球黒球温度(WBGT)は約5℃と大きく変動し,曇天時も晴天時と同程度の大きな変動を示した.WBGTの空間平均値は日射量が大きく異なるにも関わらず晴天時と曇天時ともに同じ値を示したが,晴天時は黒球温度,曇天時は湿球温度がそれぞれ支配的であり,人体が感じる暑さの感覚は異なっていた.また,観測ルートを活動空間に分けて熱ストレスの相違を検討したところ,「住宅街」では「街道」よりも弱風条件下では蒸し暑い状況になりえる可能性が示唆された. |