オダ リョウコ
Ryoko Oda
小田 僚子 所属 千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 千葉工業大学 創造工学研究科 都市環境工学専攻 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 移動観測手法に基づく東京都市街地の暑熱環境評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 環境情報科学学術研究論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人環境情報科学センター |
巻・号・頁 | 31,143-148頁 |
著者・共著者 | 河野恭佑・植田弥月・稲垣厚至・小田僚子 |
概要 | 都市街区スケールの活動空間の変化による熱ストレスの相違を評価するため,東京都市街地でWBGTの移動観測を実施した。観測ルート内では約5℃ものWBGT変動が見られた。建物が密集する「住宅街」は黒球温度の高かった「街道」沿いよりもWBGTが約0.2℃高く,これは家庭から排出される熱や水蒸気が滞留していたためと考えられる。また,都内の定点観測値と比較すると,移動観測ルート内では黒球温度の変動が著しいが,WBGT変動は湿球温度に依存する傾向が見られた。活動空間の変化により局所的に熱ストレスは変動し,都市スケールの暑熱環境評価を街区スケールに直ちに適用することは困難であることを指摘する。 |