オダ　リョウコ   Ryoko Oda   小田　僚子    所属   千葉工業大学  創造工学部 都市環境工学科    千葉工業大学  創造工学研究科 都市環境工学専攻    千葉工業大学  工学研究科 工学専攻    職種   教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2012/02
形態種別	学術雑誌
査読	査読あり
標題	ドップラーライダー観測に基づいた都市域の夜間安定境界層内乱流現象
執筆形態	共著
掲載誌名	土木学会論文集B1（水工学）
出版社・発行元	土木学会
巻・号・頁	68(4),I_1777-I_1782頁
著者・共著者	◎小田僚子、岩井宏徳、稲垣厚至、石井昌憲、佐藤晋介、関澤信也、水谷耕平、村山泰啓
概要	2012年2月と10月に東京都小金井市の住宅街においてドップラーライダーおよび超音波風速計による鉛直風速観測とラジオゾンデ観測を実施した結果．都市域における夜間の観測結果から、接地境界層の発達は地表面付近の安定度に強く依存し、安定状態では地表面の機械的乱流変動の発達は抑制され，上層の擾乱の影響もほとんど受けないこと、一方、中立状態では一般的な平原での接地境界層高度（100m程度）よりも十分深く300m程度まで鉛直擾乱が発達することが確認された．さらに，スペクトル解析結果から、接地境界層外における低周波の鉛直風速変動と地表面近傍の水平風速変動が負の相関を持つことを示し，大気境界層スケールの乱流の直接観測から理論実証した．