ワダ コウジ   WADA Koji
  和田 浩二
   所属   千葉工業大学  惑星探査研究センター 惑星探査研究センター
   職種   主席研究員
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 月・惑星着陸探査用元素分析装置:レーザ誘起絶縁破壊分光装置(LIBS)
執筆形態 共著
掲載誌名 日本惑星科学会誌(遊・星・人)
巻・号・頁 21(3),260-266頁
著者・共著者 石橋高, 亀田真吾, 荒井朋子, 和田浩二, 小林正規, 竝木則行, 千秋博紀, 大野宗祐, 長勇一郎, 杉田精司, 松井孝典
概要 レーザ誘起絶縁破壊分光装置(Laser-Induced Breakdown Spectrometer; LIBS)は,測定対象試料上にパルスレーザを照射し,試料の一部をプラズマ化し,プラズマからの発光を分光分析することで,試料に含まれる元素の定量を行う元素分析装置である.LIBSは原理的にほぼすべての元素測定が可能なであり,さらに遠隔性を持ち,迅速な測定が可能であることから,着陸月・惑星探査における次世代の元素分析装置として期待されている.現在,日本の次期月探査計画SELENE-2 のローバへの搭載を目指して月探査用のLIBS(LIB-S2)を開発中である.LIBS の開発においては,定量正確度の向上,適切な光学系の開発,小型軽量化などの課題があるが,LIB-S2の開発について課題の説明と現状の報告を行う.