モチヅキ エツコ
Etsuko MOCHIZUKI
望月 悦子 所属 千葉工業大学 創造工学部 建築学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 創造工学研究科 建築学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 節電時の照度・輝度分布実態と執務者評価
2011 年の節電対策がオフィス照明環境に与えた影響 その2 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本建築学会環境系論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本建築学会 |
巻・号・頁 | 84(758),385-395頁 |
著者・共著者 | 吉澤 望,望月悦子,岩田利枝 |
概要 | 2011年夏季・秋季に広域関東圏のオフィス執務室(13空間)の光環境の実測および執務者評価を行い、以下の結論を得た。
1)机上面レベルの水平面照度の代表値(測定時間帯の中央値)は、300〜500lxの空間が多いが、100lx以下、700lx以上の空間も見られた。鉛直面照度の代表値は水平面照度よりも低い空間が多いが、60〜830lxと空間による違いが水平面照度より大きかった。 2)日中晴天、夜間の水平面照度代表値と執務空間明るさ評価との間の相関係数は0.85以上で有意な相関が認められた。また、日中晴天、夜間の水平面照度代表値と執務空間の照明環境に対する満足度の間の相関係数は0.6以上で有意な相関が認められた。 3)執務空間明るさ評価に関しては、測定範囲全体の平均輝度よりも、天井面の平均輝度との間に高い相関関係が得られた。 4)水平面照度300lxレベルから400lxレベルに上がる段階で、暗いおよび不満側に回答する執務者の割合が大きく減少し、400lxレベル以上は暗いおよび不満側評価の割合が大きく変化しない傾向が見られた。 |