フジイ ケンジ
Kenji Fujii
藤井 賢志 所属 千葉工業大学 創造工学部 建築学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 創造工学研究科 建築学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 地震動の入力方向を考慮した既存鉄筋コンクリート造偏心建物の耐震性能評価 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本建築学会構造系論文集 |
出版社・発行元 | 日本建築学会 |
巻・号・頁 | 77(674),565-574頁 |
著者・共著者 | 藤井 賢志 |
概要 | 本論文では,せん断破壊する部材と曲げ破壊する部材が混在したRC造偏心建物を対象として,非線形領域での1次モード形の変動を考慮した静的漸増載荷解析に基づく偏心建物の地震応答推定手法の拡張により,柔側構面にあるせん断破壊型の柱の変形が水平耐力喪失時の変形に達するときの限界地震動の入力倍率(限界地震動倍率)を等価線形化法により推定する方法を提案する.次いで地震動の入力方向ならびに入力倍率をパラメータとした時刻歴応答解析を行い,本手法の妥当性を検証した.その結果,本論文の手法により,せん断破壊する部材と曲げ破壊する部材が混在した既存RC造偏心建物の限界地震動倍率が良好に評価できる事がわかった. |