セキ ヒロカズ
SEKI Hirokazu
関 弘和 所属 千葉工業大学 工学部 機械電子創成工学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 工学研究科 機械電子創成工学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ウィルクスΛに基づいた判別分析による前腕部筋電位信号の最適測定位置推定 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電気学会論文誌D |
出版社・発行元 | 電気学会 |
巻・号・頁 | 132(3),411-417頁 |
著者・共著者 | 木曽淳,谷口悠,関弘和 |
概要 | 本論文では筋電義手制御における前腕部動作識別の精度向上を目的とし,少ない筋電センサ数で高い識別率を発揮する最適測定位置を推定する手法を提案する。前腕の8箇所からあらかじめ測定した筋電位信号に対し実効値により特徴量を抽出し,判別分析の変数増減法により最適測定位置の推定を行う。その際,平均値の差の検定に用いられるウィルクスΛ統計量により判別精度を確認している。最適少数測定位置によって動作識別を行えれば,コストや重量面の優位性だけでなく,使用者それぞれで異なる前腕の切断状況に合わせた個人対応型の筋電義手が実現されるという意義もある。3名の健常者による基礎的実験により,開く,握る,回内,回外,掌屈,背屈の6動作に対し,3つのセンサでも95%を超える高い動作識別率を獲得することができることを示している。 |