ハシモト クニコ   Kuniko Hashimoto
  橋本 都子
   所属   千葉工業大学  創造工学部 デザイン科学科
   千葉工業大学  工学研究科 工学専攻
   千葉工業大学  創造工学研究科 デザイン科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 テーブルの寸法が利用者に与える心理的影響 ─家具の寸法と形状に関する実験的研究 その1─
執筆形態 共著
掲載誌名 日本インテリア学会論文報告集
掲載区分国内
巻・号・頁 29,15-20頁
著者・共著者 橋本都子、森亮太
概要 本研究は利用者に合わせた家具や環境づくりのために、家具デザインに関わる知見を提供することを目的とする。テーブルの寸法や形状を変数とした実験を行い、被験者に与える心理的な影響について明らかにした。その結果つぎの傾向が明らかになった。(1)テーブルの奥行きが1600mm以上の場合、会話をするには遠いと評価された。相手と会話を促す場合は1400mm以下、集中して個人作業を行う場合は1600mm以上の奥行きをもつテーブル寸法が適していると考えられる。(2)高さ720mmのテーブルに高さ950mmのカウンターテーブルをつけた場合「落ち着く」「開放感がない」と評価された。(3)高さの異なるテーブル(h720とh900)を組み合わせた場合、隣の人との心理的な対人距離は遠くなり、会話と集中のバランスで良い評価をされた。