トウ リヨウ
Ryo TOH
陶 良 所属 千葉工業大学 工学部 電気電子工学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 工学研究科 電気電子工学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 感度補正型信号と線形予測法を併用した空中物体の超音波距離測定法 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本音響学会誌 |
出版社・発行元 | 日本音響学会 |
巻・号・頁 | 70(1),7-15頁 |
著者・共著者 | 千村大、陶良、本岡誠一 |
概要 | 超音波反響測距法は広い分野にて利用されている。測定精度を向上させるため広帯域信号にパルス圧縮処理を施す手法が一般的に用いられ、さらに、パルス圧縮の効果を向上させるため、送受波器の感度特性に配慮した感度補正型送信信号が研究されてきた。本分では、感度補正型送信信号を用いた場合では受信信号により広い平坦な有効帯域が得られることに着目し、この有効帯域内のスペクトルを利用して、線形予測より感度の低い帯域のスペクトルを推定する広帯域化手法を提案し、その有効性を空中物体の距離測定実験より検討した。その結果、感度補正型送信信号と線形予測広帯域化処理を併用することで、パルス圧縮信号の有効帯域が拡大され、時間分解能の向上および距離測定精度の向上が確認された。 |