ムラカミ カズヒト
MURAKAMI Kazuhito
村上 和仁 所属 千葉工業大学 先進工学部 生命科学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 先進工学研究科 生命科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | マイクロコズムを用いたバイオマニピュレーションにおける生態系影響評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 土木学会論文集G(環境)(環境工学研究論文集第49巻) |
出版社・発行元 | 土木学会 |
巻・号・頁 | 68(7),Ⅲ_635-Ⅲ_640頁 |
著者・共著者 | 林 秀明、村上和仁、小浜暁子 |
概要 | バイオマニピュレーションは生態工学を活用した環境修復手法の一つとして近年注目されている.しかし,生物利用に伴う外来種による生態系の侵略,既存の生態系の崩壊という生態学的リスクが指摘されている.水圏生態系におけるこれらのリスク評価を行うため,高い再現性と系の安定性が特徴であるマイクロコズムを用いて個体数変動(構造パラメータ)とP/R比(機能パラメータ)から,マイクロコズム内において食物連鎖の上位に位置する生物種の導入が生態系に及ぼす影響を解析検討した.その結果,最上位捕食者であるAeolosoma hemprichi を導入した場合に生態機能を破壊することなく植物プランクトンの減少が確認された.このことから最上位捕食者の導入がバイオマニピュレーションに有効であると考えられた. |