アカハネ ヒロカズ
Akahane Hirokazu
赤羽 弘和 所属 千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 創造工学研究科 都市環境工学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 道路案内標識評価システムの開発 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 交通工学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 交通工学研究会 |
巻・号・頁 | 34(1),25-35頁 |
総ページ数 | 11 |
著者・共著者 | 高松誠治, 桑原雅夫, 赤羽弘和, 吉井稔夫, 飯島護久, 石渡章治 |
概要 | 本研究では,メンタルワークロード(精神作業負荷)の概念を取り入れた新たな指標による,総合的な道路案内標識評価システムの開発を行った。実際の運転状況を的確に再現するため,走行画面の画質の向上,操作インタフェイスの変更などを行った。また,最も大きな改良点としては,運転負荷装置が挙げられる。これは,道路の線形に応じて,被験者に実際の走行と同様にステアリング操作をさせるものである。
これまでの研究でも用いられていた被験者自身の内観報告による不安度の指標に加え,人間工学の分野で盛んに研究されているメンタルワークロードに注目し,客観的な評価指標として,心電図を用いた心拍数変動,二重課題法に基づく副次課題成績を取り入れ,それぞれについて評価指標としての有用性を検証した。 その結果, 2つの新指標が主観評価指標値と高い相関を示すなど,指標として有効であることを確認できた。さらに,実走行と模擬走行の両実験により得られた指標値を比較した結果,区間ごとの変動に高い相関を確認でき,本研究で用いた模擬走行装置が,現実の走行時の環境を再現していることも検証できた。 |