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チョウ ケイゾウ
Keizo Cho
長 敬三 所属 千葉工業大学 工学部 情報通信システム工学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 工学研究科 情報通信システム工学専攻 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2023/03/01 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 標題 | 合成開口アレーを用いたTHz-TDS測定における仮想アレー位置の影響と複数周波数利用によるアレー素子数削減 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 電子情報通信学会論文誌B |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 電子情報通信学会 |
| 巻・号・頁 | J106-B(3),167-177頁 |
| 総ページ数 | 11 |
| 著者・共著者 | 小林慶祐,長敬三,中林寛暁,水津光司 |
| 概要 | テラヘルツイメージングの測定法である合成開口アレーを用いた反射型テラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)では,複数ターゲットが同一の送信波を反射するため反射波の相関が高くなり,MUSICなどの高分解能位置推定法を適用すると分離特性が劣化するという問題ある.この問題を改善する手法として仮想アレーアンテナを生成し空間平均を適用する手法が報告されている.本論文では位置推定精度の更なる改善のため,近接して配置された2本の銅線の位置推定精度向上を例に,まず円弧上に配置した仮想アレーアンテナの配置半径による位置推定精度への影響についてシミュレーションにより評価した結果について述べる.次に位置推定精度劣化の要因を考察した結果について述べるとともに,素子数を削減しつつ位置推定精度を改善する手法として不等間隔アレー及び複数周波数イメージを用いる手法について検討し,複数周波数イメージを用いる手法が広帯域THzパルスを照射するTHz-TDS測定に適しており平均位置精度を改善できることを示す.最後に複数周波数イメージを用いる手法を近接配置銅線の測定結果に適用した結果について示す. |