アカハネ ヒロカズ
Akahane Hirokazu
赤羽 弘和 所属 千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 千葉工業大学 工学研究科 工学専攻 千葉工業大学 創造工学研究科 都市環境工学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/07/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 相対加速度項付き追従モデルを適用した ACC によるサグ渋滞抑制効果の評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 交通工学論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人 交通工学研究会 |
巻・号・頁 | 10(4),1-13頁 |
総ページ数 | 13 |
著者・共著者 | 石丸 卓朗, 赤羽 弘和 |
概要 | 東名高速道路下り線大和サグ部の追越車線において渋滞発生前後にビデオ観測により取得された車両の走行軌跡データを適用し、渋滞車群内と先行非渋滞車群内の車両挙動とその相互作用を分析した。相対加速度項を含む追従モデルでは反応遅れ時間がより長く妥当な範囲に推定され、同項の作用を相対速度項で代替するモデルより再現精度が高くなった。このモデルに車群の減速波増幅率が 1.0 未満で最小となるパラメータ・セットを設定して ACC 車と想定し、観測車両を代替、混入させるシミュレーションを 1 万回試行したところ、同車混入率が 30%以上で渋滞回避率が 50%を超えた。同車混入率の増大がサグ部における車群中の車両密度分布を平準化し、それがサグ部下流における交通流率のピーク値を抑制して、交通流の安定度を向上させた可能性がある。 |
DOI | https://doi.org/10.14954/jste.10.4_1 |
ISSN | 2187-2929 |